GDPにも影響を与える!?公的固定資本形成と公共事業について学んでみませんか

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GDPと公的固定資本形成

GDPと公的固定資本形成

公的固定資本形成は、GDPと無関係ではありません。
GDPを算出するための計算の中にも、公的固定資本形成は含まれているのです。

それこそが、公的固定資本形成という言葉が重要なものである理由です。

具体的にどういう関係にあるのか、わかりやすい例でご説明いたします。

GDPというのは、皆さんご存知の通り、「国内総生産」、つまり日本国内でどのくらいたくさんのモノやサービスを売ってお金を得たかを示す数値です。
GDPの計算方法は複雑なのでここでは省きますが、その計算の過程では、公的固定資本形成もプラスして計算がなされます。
つまり、民間企業などでの売上金額だけでなく、公的に行われた事業での金額もGDPの一部として計算されます。

GDPだけではわからない本当の景気

景気が悪い年は、民間企業の業績が悪くなり、GDPも減少するはずです。
しかし、仮に同じ年に公的固定資本形成が大幅に増えたとします。すると、今度はGDPが一気に増加します。
もしもこのとき一気に増えた分が、上記の減少分を上回っていたとしたら、結果的にGDPは増えたことになります。(かなり極端な例ですが)

一般的には、GDPが増えた=景気が良くなったという判断をする方が多いはずです。
そのため、この年も「景気が良くなったな」と判断する方が多いかもしれません。

ですが、民間企業の業績は悪化しているのです。
これでは、本当の意味で「景気が良くなった」とは言えないのではないでしょうか。

このことを知ってからニュースなどを見ると、自然と見る目が変わってくるはずです。
今回ご紹介したのは、経済に関する知識のほんの一部ですが、これを機に、是非他の用語等にも注目してみてください。
お読みいただき、ありがとうございました。


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